寿司ショップの増加とアジア人の店員さん

ウエリントンのシティには

たくさんのテイクアウェイの寿司ショップがあります。

 

自分でディスプレイされている寿司を選んだり、

もうパックされている寿司を選んだり、

食べる前から楽しめます。

 

昼食時になると

店の外まで行列になるほどとても人気があります。

 

この時間帯に行ってしまうと

寿司をゆっくり選んでいる暇がありません。

早く選ばないと後ろが混みますから。

 

 

2年前と比べると、

寿司ショップの数は確実に増えています。

 

隣同士で寿司ショップが並んでいたり、

同じ通りに寿司ショップが何件もあったり。

 

特にチェーン店が増えています。

そのチェーン店は郊外にまで進出しています。

 

ということは、寿司ショップビジネスは儲かっている

ということですね。

 

お客さんの取り合いは激しいと思いますが。

 

 

中でも、

寿司ショップのオーナーは

 

中国系、韓国系、ニュージーランド系が多く

日本人経営の寿司ショップは数多くないと思います。

 

中でも、中国系の寿司は

非常に日本の味に近いような気がします。

 

韓国系の寿司は韓国テイストですが、

それもまたそれでおいしいです。

 

日本の寿司ショップと違って

こっちの寿司は肉系が多いです。

 

日本のようにたくさんの魚の種類があるわけではなく、

 

照り焼きチキン、ビーフ

カツチキン、フライフィッシュ

ベジタリアン用の寿司、海藻サラダなど

 

日本では見られない品がたくさんあります。

 

さらには、

照り焼きチキン串や餃子、春巻きが

サイドメニューとしておいてあります。

 

みそ汁までテイクアウェイできます。

 

 

寿司ショップで働く店員さんは

アジア人学生やワーホリの人がかなり多いです。

 

寿司=アジア人の職

という感じでしょうか。

 

早朝から何十個もの寿司を巻いて、

開店準備をして、

昼食時には寿司作り、レジ、テーブルの片付けなど

 

目が回るくらい忙しいと思います。

 

 

私も、2ヶ月ほど寿司ショップで働いていたのですが、

 

次から次へと寿司を巻き、補充しては

暗算で素早く寿司の値段を計算し、

隙間をみてはテーブルを片付け、皿を洗い

 

両手両足、頭、目、口、耳を

フル回転させていました。

 

毎日仕事終わりは、毎日ぐったりでした。

 

 

聞くところによると、

多くの店員さんは最低賃金で働いているそうです。

 

なんせ、入れ替わりが多いですからね。

 

 

そんな店員さんも早朝から一生懸命働き、

貯金して、ワークビザを取得し、

ニュージーランドに定住したいという人に何人も会ってきました。

 

一昔前は、店長までのぼりつめれば

マネージャーとして、永住権を取得するのは可能だったようですが、

今現在は大変厳しいものです。

 

上級職の人たちを支える食ビジネスは

私の中では上級職だと思っています。

 

彼らの昼食づくりの時間をセーブし、

好きな時間にごはんが食べられ、

しかも安価で、

 

こんなに人の生活を支えている職業は

とてもすばらしく思います。

 

 

彼らのニュージーランドで住む権利、働く権利が

長く続くといいのですが。

 

 

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