日本での重労働に嫌気がさして

それから逃げるようにワーホリをする人は

少なくないと思います。

 

 

言われてみれば

私も社畜の一種として働いているようなものでした。

 

 

時間内にたくさんのタスクをこなして

早く一人前になろうと、

毎日時間に追われていたのを覚えています。

 

 

ただ、

私が働いていた介護福祉セクターって

 

どれだけたくさんのタスクをこなしても

どれだけいいサービスをしても

 

ほとんど給料って上がらないんですよね。

 

 

患者さんの数は一定数しか受け入れられないので

会社自体の収入も変わらないのです。

 

 

それには薄々気付いていたのですが、

’とりあえず１年’、と思い働いていました。

 

 

でも、１年続けられたのは

なんだかんだやりがいがあったからなんですけどね。

 

とはいっても、

給料面で毎月ギリギリの生活をしていたので

金銭面では全く満足していませんでしたが。

 

 

一生懸命働いて給料が少ないって

最悪ですよね。。。

 

 

 

さて、話を戻しましょう。

 

 

こちらで日本のように働いてみると

社畜感が半端なく感じられます。

 

 

というのは、

 

日本人って、ニュージーランド人や他国の人以上に

まじめにたくさんのタスク数をこなしているのに

彼らと給料が変わらない、

 

 

こういうところに社畜感を感じるのです。

 

 

 

ニュージーランド人の仕事に対するマインドって

 

日本人とは１８０度くらい違います。

 

 

日本人のように

昇級したい、出世したいから夜中まで一生懸命働く

長時間労働良し

といった考えはしません。

 

 

子供がスクールホリデーに入れば

それにあわせて親も休暇を取ります。

 

 

 

有給休暇や病気休暇を気兼ねなく使い果たします。

 

 

長期休暇は半年以上前から押さえて

その娯楽のために働きます。

 

 

昇級どうのこうより、

生活や娯楽のために働くのです。

 

 

はじめは受け入れがたいマインドでしたが、

一度受け入れると、

このマインドって最強なんです！

 

 

 

彼らの仕事マインドはもちろん日本とは異なりますが、

働き方も異なります。

 

 

これから紹介する働き方は

私がショップで働いていた時のものです。

 

驚くほど働き方が日本と異なります！

 

 

とにかく、彼らの働き方と言えば、

 

-時間内にリラックスしてできるところまでやる

-終わらないタスクは後の人に引き継ぎを任せる

-できないことはできないと言い、他人に任せる

-完璧に仕事をこなそうとしない

-休憩時間はタバコやコーヒーを飲みに外に出る

-出社時間は守らず、退社時間はしっかり守る

-少しでも体調が悪ければ、出社しない

 

などがあげられます。

 

 

これはどこの会社でもそうだと思います。

 

よくこれで会社が成り立ちますよね。

 

 

 

これはニュージーランド人だけに限ったことではありません。

 

中国人の同僚も

これまた要領がいいというか

うまく手を抜いているな

 

と感じました。

 

 

監視カメラの死角の場所をおさえて

携帯をいじったり、

 

パソコン作業をしていると見せかけて

ネットサーフィンしていたり、

 

 

何かとサボろうとします。

 

 

 

ニュージーランド人の同僚は

 

お客さんと無駄におしゃべりしたり、

要領が悪かったり、

時間内にタスクを終わらせようと努力しなかったり、

 

 

明らかに彼らは私のタスクの半分も

こなしていませんでした。

 

 

 

仕事が慣れるまでは仕方ないと思っていたのですが、

 

 

同僚が携帯をいじったり、

ネットサーフィンしたり、

働こうという気がしなかったり、

 

 

それに対して、

 

私がこれだけ働いているのに、

彼らはしっかり働かず、

私と同じ給料をもらっているだなんて。。。

 

 

といって、

わめいても怒っても何も変わりません。

 

 

 

同じくニュージーランドで働く多くの日本人は

口を揃えて

「ニュージーランド人は働かない」

 

といいますが、

 

 

これは彼らの仕事の仕方です。

 

 

ニュージーランド人は働かない、ではなくて、

日本人が無駄に働き過ぎているにすぎません。

 

 

 

 

ということで！

私も賢く手を抜くことにしたのです。

 

 

日本人の仕事マインドでいたら

社畜感にかられ、

一生懸命働くのがアホらしくなると。

 

 

そこで、

とことん彼らの働き方を真似してみました。

 

 

 

時間に追われず、

一人で全てのタスクをこなそうとせず、

引き継ぎを悪いことだと思わず、

 

リラックスして働くようにしました。

 

 

そして、仕事マインドも

会社や昇級のために働いているのではなく

自分の生活や娯楽のためにお金を稼いでいると。

 

 

暇があれば、

ほしいものリストや

やりたいことリストを作るようになりました。

 

 

仕事はただのお金を稼ぐ手段ですからね。

 

 

 

それ以来、

社畜感も抜け

リラックスして働くことができました。

 

 

 

その余った労力は

自分のビジネスに精を出しています。

 

 

自分のビジネスは一生懸命！

自分の頑張り次第で売り上げが変わりますから。

それに、利益は全て自分のものになりますしね。

 

 

 

ということで、

ニュージーランドに来ても

社畜にならないように

 

彼らを真似て、賢く働いてみてくださいね。