ニュージーランドのウエリントンで

ホームステイをすると

 

１８歳以上は１週間２７０ドル

１８歳未満は１週間２９０ドル

 

 

１ヶ月で１０００ドルは超えます。

 

 

 

３年前は

１８歳以上は１週間２５０ドルだったのですが、

 

最低賃金の引き上げにつれて

ホームステイ代も上がりました。

 

 

１年間でおよそ１０ドルずつ上がっている計算になります。

 

 

 

これは最低賃金の引き上げで

食料品や物品が値上がりしたからと思われがちです。

 

 

それもその１つの理由ですが、

それだけではありません。

 

 

ヒントは’最低賃金’です！

 

 

気づきましたか？

 

 

これに気付いた人はかなりスマートですね！

 

 

 

 

 

そう！

ホストファミリーによる労働力です。

 

ニュージーランドのホームステイはビジネスです！

 

 

 

皆さん、

ホストファミリーが受け入れる人のために

やっていることをきちんと理解していますか？

 

 

家に帰ったら夕食があって当たり前と思っていませんか？

 

家が清潔に保たれているのを当たり前だと思っていませんか？

 

 

 

これら全てはホストファミリーによる労働があってのものです。

 

 

 

毎日夕食作りにおそらく１時間はかかります。

 

買物へ行って帰ってくるにも１時間はかかります。

 

掃除するにも１時間ほどかかります。

 

 

 

仮に１日１時間ホストファミリーが

受け入れる人のために労働するとします。

 

 

７時間（料理）＋３時間（掃除や買物など）×最低賃金１５ドル

 

１週間１５０ドルは労働費です。

 

 

 

最低賃金が１４ドルだったときは

 

１週間１４０ドルが労働費です。

 

 

 

上記の計算を見比べてみてください。

 

 

最低賃金が上がればホームステイ代が上がる

のもなぜだか理解できたかと思います。

 

 

 

ということで、

１５０ドルはホストファミリーの労働費として

 

ホームステイ代の内訳を勝手に計算してみました。

 

 

２７０ドルから１５０ドルを差し引くと

 

残り１２０ドルです。

 

 

そこから、

１週間にかかる以下費用として

 

電気代・ガス代　　２０ドル

インターネット代　１０ドル

食費　　　　　　　５０ドル

雑費　　　　　　　１０ドル

 

計　　　　　　　　９０ドル

 

 

１２０ドルから９０ドルを差し引くと

残り３０ドルです。

 

 

 

この３０ドルがホストファミリーの儲け？

 

 

そんなバカな計算はありません。

 

 

 

もう１つ大事なことを差し引き忘れています。

 

 

それは、

 

賃料です！

 

 

ホームステイといえど

賃料はかかります。

 

 

 

ウエリントンのルームシェアやワンルームの相場は

安くても１５０ドルくらいします。

 

 

 

ということは、

３０ドルから１５０ドルを差し引くと

ー１２０ドル。

 

 

ホストファミリーのマイナスということになります。

 

 

でもまあ、

ここまで計算してホームステイをしている

ホストファミリーはいないと思いますが。。。

 

 

時間的、労働的に言えば

完全にマイナスでしょうが。。。

 

 

 

さて、

ここまで綿密に計算できた人は

どれくらいいたでしょうか？

 

 

ホームステイは割高だ！ケチってる！ぼったくりだ！

なんて言えますか？

 

 

 

 

ホストファミリーは仕事でクタクタになりながらも

ごはんを作ってくれます。

 

 

週末だって、

受け入れている学生がいる限り

 

夕食の時間までには帰宅して

ごはんを作ってくれます。

 

 

もし、自分がホストファミリーだとすると

この時間縛りは結構きついだろうなと感じます。

 

 

 

最低賃金で働いてくれている

ホストファミリーにあたらめて感謝しましょう！