パートナーシップビザ(Partnership-based Temporary Visa)の申請者条件
まず、パートナーシップビザを申請しようとしている方へ
これから説明するパートナーシップビザの申請者条件は
ビザ申請への第一関門なので必ず読んでおいてください。
ビザ書類の収集を始めたものの
この関門に当てはまっていないとなると本末転倒なので、
ビザ書類を収集する前に必ず読んでおいてください。
パートナーシップビザについて話す前に
まず、パートナーシップとは何かを説明しておきます。
イミグレ(ニュージーランド移民局)が定めているパートナーシップとは
(INZ1199 Partnership-Based Temporary Visa Guide P,1より翻訳)
”安定した純粋な関係”で”2人が一緒に住んでいる”こと。
例えば、
–婚姻関係者
–シビルユニオン
(法律上の婚姻ではないが、一定の関係にある異性あるいは同性同士で、
一定の手続きの上、法律婚と同様あるいは類似する法的権利を認められているカップルのこと。)
–デファクトリレーションシップ
(婚姻の 届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にあるカップルのこと。)
このような関係がパートナーシップにあたります。
いくら婚姻関係を持っていても、
2人が一緒に住んでいなければパートナーシップの資格がありません。
それに最近、ビザ取得のための偽造結婚が多いらしいので、
結婚証明書という書類だけでは
”安定した純粋な関係”、”2人が一緒に住んでいる”こと
を証明したことにはなりません。
では、どのようにパートナーシップであることを
証明すればいいのでしょうか?
それは、以下のリンクを参考にしてください。
パートナーシップビザ(Partnership-based Temporary Visa)パートナーシップの証明に必要な書類
これらをふまえた上で、申請するにあたって
申請者のパートナーは以下の条件に当てはまっている必要があります。
申請者のパートナーの条件
(INZ1199 Partnership-Based Temporary Visa Guide P,3より翻訳)
-ビザ申請書類のサポートをすること
-ニュージーランド人、市民。あるいはレジデンス(永住権)レベルのビザをもっていること
-過去に2人以上、パートナーシップビザを申請して、取得していないこと
-過去5年以内に誰かのレジデンスクラスビザのサポートして、取得していないこと
-犯罪歴がないこと
-過去7年以内にドメスティックバイオレンス歴がないこと
※ここではワークビザ保有者のサポートについては書いていません。
過去に1人誰かをサポートしていても
サポートしてから5年以上過ぎていれば、申請できます。
また、過去に2人誰かをサポートしていても、
その内1人がビザ取得に失敗していれば、申請できます。
また犯罪歴があったとしても
正しく説明することができれば、申請は可能です。
この段階でどれかに当てはまってしまった場合は
直接イミグレに相談してみてください。
あるいは、
イミグレアドバイザーや弁護士さんに頼んでみるのも手だと思います。
これらの条件がクリアしている方は、
第一関門は突破です。
早速ビザ書類の収集をはじめてくださいね。
収集する書類は以下のリンクを参考にしてください。
なお、ニュージーランド移民局の情報は常に変更、更新されているので
各自で移民局のホームページを確認してください。
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